美術館

今日は休みだったので、美術館へ行ってきました。
お目当てはこれ。

絵に関して詳しいわけでもないのですが、いつからか絵を見るのが好きになり、たまに美術館へ行ったりします。

と言っても、年に数回ほどですが。

今回の目玉はこの「窓辺で手紙を読む女」の復元なわけですが、
なんだかとんでもなくすごいものを見ちゃったなという気持ちです。

絵の修復というと、傷んだり色褪せたりしたものを元に戻す作業という認識しかなかったので、こういった復元作業もするんだということを私は知りませんでした。

上から天使が塗りつぶされていたことは分かっていたとはいえ、様々な証拠からまずそれが本人ではないと判断し、実際の復元が完成されるまでの労力なんぞ、私の知識と想像力では到底追いつかないです。

復元後の絵をこの目で見れたことは、自分が思っている以上にとても幸運なことなんだろうなと感じています。

美術館で絵を見ている時って、いつもの倍くらい目が開いて、呼吸もしやすい感覚があります。

会社にいる間は、あまり心を動かしたくないというか、何かを感じたりすることを極力避けたい(そうじゃないと疲れる)ので、自然と感覚を閉ざしてるんでしょう。

でも、素晴らしい芸術を目の前にし、普段閉じてる【感じる】が開くのかな。そんな気がしています。

それに久々に電車に乗って出掛けたので、それも気分転換になったのかも。

母と出かけるのも勿論楽しいですが、一人で好きなように行動するのってやっぱり最高だな。