オールドルーキー
新ドラマ「オールドルーキー」、共感できる部分が多くありました。
私は、幼い頃からクラシックピアノを勉強し、卒業後もしばらくはピアノを教えたり弾いたりして働いていましたが、32歳の時、一般企業への転職を決意し、今の会社に入りました。
振り返ってみれば、転職活動期間はそれほど長くなかったと思います。
でも年齢や経験値から、転職活動中は「自分って本当に社会に必要とされてないんだな」と思うことが多かったです。
ピアノを教えたり弾いたりしてお金を稼いでいたことは、世の中的には、好きなことして遊んでいただけのように思われるんだなと。
そして理由はどうあれ、音楽の世界から離れることは「逃げ」や「脱落」であるというイメージを昔から持っていたし、少なからず今もその感覚はあります。
私は一般企業への転職を決めたこの選択を後悔してはいませんが、それでも演奏活動している知人を見ると羨ましく思うこともあります。
どんなふうにドラマが展開していくのか楽しみだな。